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☆高価買取に繋がりやすい将棋駒の見分け方3選|天光 作 黄楊 漆書をお買取り致しました。

天光作 黄楊漆書 将棋駒

こんにちは。世田谷とみや美術です。

本日は東京都中野区本町のお客様より将棋の駒をお買い取り致しました。

天光・作の将棋駒で黄楊に漆書されたものです。

古い漆箱に保管されていましたそうで、共箱ではないのですが雰囲気がありましたので査定評価金額に反映させて頂きました。

ご実家や祖父祖母宅の押し入れにある将棋駒も、もしかしたら価値のある物かも知れません。

【どういった将棋駒が高価買取になるのか】

ポイント1 作家名

まず王将(玉将)の底面に銘が入っていることが大前提です。こちらの名前が駒を作った駒師の名前になります。人気な作家や希少な作家の物ですと買取金額が100,000円以上になることも多いです。(すべての駒底ではなく王将のみに書いてあります。)

逆に言うと作家名のない物は買取が難しい場合が多いです。まさにピンキリです。

以下に主な人気作家の買取価格をまとめましたので参考までにご確認下さい。

作家名買取価格
宮松影水300,000円 ~
児玉龍兒300,000円 ~ 500,000円
熊澤良尊60,000円 ~ 250,000円
木村文俊100,000円 ~ 300,000円
金井静山65,000円 ~ 150,000円
清安花押50,000円 ~
豊島龍山35,000円 ~ 300,000円
※素材や彫り方・王位戦での使用歴などにより大幅に前後します。

彫り方も「盛り上げ」「彫り埋め」など様々あり、こちらによっても買取価格は上下致します。

◎ポイント2 素材

王将

将棋の駒は様々な素材で作られております。

中でも人気なものは「黄楊(つげ)」「紫檀」「黒檀」「象牙」などがあります。(※象牙に関しては法律的に様々な決まりが存在するので、お取り扱いに注意が必要です)

一般的には「黄楊」がプロの試合でも使用される最高級品として人気があり高額査定になりがちです。

ただ素人判断ではどういった素材を見分けるのが難しいです。そういった場合は箱の蓋の裏側に「黄楊」と書かれていたりするので、そちらから簡単に判断できます。

◎ポイント3 駒の欠品の有無

将棋は自分の駒、歩兵9枚、金将・銀将・香車・桂馬が2枚ずつ、飛車・角行・王将(玉将)が1枚ずつ計20枚で攻防をするゲームです。相手の駒も同じ20枚なのでスタート時には合計40枚が将棋盤の上にあります。

将棋駒セットは以上の枚数に加え、駒を無くした時の予備として1~2枚付属している場合が多いです。

お買取りの場合、40枚揃っていないと大幅に買取金額は下がってしまう場合があります。

駒は無くさないように大切に保管しましょう。

以上が高額な古い将棋駒を見分ける3つのポイントです。簡単になりましたが参考までにご確認下さいね。

古い将棋駒は思わぬ高価買取になる場合があります。時代を感じる将棋駒・将棋盤。また囲碁の碁石・碁盤などございましたら、お気軽に世田谷とみや美術へご相談下さい。

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